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マウスピース矯正で「奥歯が噛み合わなくなる」
マウスピース矯正で奥歯が噛み合わなくなる?矯正歯科医が解説
透明で目立ちにくいことから、
しかし患者さんからよくいただく質問があります。
「
結論から言うと、
マウスピース矯正で奥歯が一時的に噛みにくくなることは実際にあ
ただしこれは矯正治療の途中で起こることがある現象であり、
適切な調整を行えば改善できるケースがほとんどです。
今回は矯正歯科の視点から、
マウスピース矯正で奥歯が噛みにくくなる原因
原因① マウスピース矯正は「押す力」が強く「引く力」が弱い
マウスピース矯正は歯全体を覆う構造をしているため、
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歯を押して動かす力
-
歯を横に動かす力
には強い特徴があります。
一方で
歯を引き出す方向(挺出)の力はやや弱い傾向があります。
そのため矯正治療の途中では
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前歯だけ先に当たる
-
奥歯が少し浮いたように感じる
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奥歯の噛み合わせが弱くなる
といった状態になることがあります。
これは臨床現場でもよく見られる現象です。
原因② 奥歯が押し込まれる(圧下)
もう一つの原因は
マウスピースによる奥歯の圧下(歯が少し沈む現象)です。
マウスピースを長時間装着することで、
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奥歯がわずかに押し込まれる
-
奥歯が少し沈み込む
-
前歯の当たりが強くなる
といった状態が起こることがあります。(全員に起こるわけではありません。)
その結果、
奥歯が噛みにくく感じることがあります。
当院の症例:奥歯が噛むように改善したケース
天神AN矯正歯科でも、
マウスピース矯正中に奥歯の噛み合わせが弱くなった患者さんはいらっしゃいます。
しっかりリカバリーできれば改善します。

適切な調整を行うことで、
約1ヶ月ほどで奥歯がしっかり噛む状態に改善しました。
(症例写真)
上:調整前
下:調整後
矯正治療では治療の途中で噛み合わせが変化することは珍しくあり
大切なのは
その状態を正しく診断し、適切にリカバリーできることです。
ワイヤー矯正なら起きない?
「それならワイヤー矯正の方が良いのでは?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし実際には、
ワイヤー矯正でも噛み合わせの変化が起こることはあります。
つまり
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マウスピース矯正
-
ワイヤー矯正
どちらかが万能というわけではありません。
それぞれに
得意な歯の動きや特徴があります。
矯正治療で大切なのは「装置」より「診断」
矯正治療で最も重要なのは
装置の種類ではなく診断力です。
例えば
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セファロによる骨格分析
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噛み合わせの設計
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歯の移動の予測
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治療途中のリカバリー
こうした診断をもとに
マウスピース矯正とワイヤー矯正の特性を活かして治療すること
が重要になります。
装置の特徴を理解して治療を組み立てることで、
患者さんのストレスを少なく矯正治療を進めることができます。
福岡市でマウスピース矯正をご検討の方へ
天神AN矯正歯科では
-
マウスピース矯正
-
ワイヤー矯正
-
抜歯矯正
-
噛み合わせ治療
など、
矯正治療では
見た目だけでなく長期的に安定した噛み合わせを作ること
がとても重要です。
マウスピース矯正について気になることがある方は、
お気軽にご相談ください。
天神AN矯正歯科
福岡市で矯正歯科治療を専門に行っています。
無料カウンセリングも行っていますのでお気軽にご相談ください。
セカンドオピニオンや再矯正の相談も多くいただいております。
天神AN矯正歯科 広瀬杏里




