
目次

そもそもホワイトスポットとは?
「虫歯ですか?」「脱灰ですか?」
実はホワイトスポットには
① むし歯の初期(脱灰)によるもの と
② 生まれつきの歯質のムラによるもの
③矯正後にできるもの
などいろいろな種類があります。
一見「白く見える」ので混同されがちですが、
原因も治療法も全く違うため、まずは見極めがとても大切です。
① むし歯のホワイトスポット(初期脱灰)とは?
エナメル質が酸で溶け始め、
「まだ穴は開いていないけれど、弱くなっている状態」。
特徴
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表面がザラつきやすい
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プラークが原因
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薄く広がるタイプが多い
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進行すれば穴が開く(虫歯)
対処法
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フッ素
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MIペースト(CPP-ACP)というおすすめのペーストがあります。
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食生活の改善→間食が多いと歯が溶ける原因に
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歯磨きを上手に行う
② 生まれつきのホワイトスポットとは?
こちらは「むし歯ではありません」。
歯が作られる時期、
色のムラとして白く見えるものです。
1,生まれつきのホワイトスポットの原因
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妊娠中、乳児期の高熱や感染症
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発熱・感染など成長期の影響
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エナメル質のミネラルの取り込みが一部だけ弱かった
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軽度の形成不全
- 遺伝
- 乳歯ができている時期に歯をぶつけたなど
お母さんたちから「私が幼少期にしてしまったことがよくなかったのでしょうか?」などよく質問を受けますが、これは育て方のせいではありません。
色々な要因が絡んで出来ててしまいます。
2,進行しない
むし歯のように広がったり深くなったりはほぼありません。
3,しかし…ホワイトニングすると「逆に目立つ」ことがある
周囲が白く輝くことで、
“白さのムラ”=ホワイトスポットだけ浮き上がる現象です。
ここで治療の順番が重要になります。
③ 矯正後にできるホワイトスポット
矯正の時に貼っていたブラケットのセメントが矯正の装置を外すときに一緒にエナメル質もはがしてしまうことにより起こります。
最近のセメントでは起こりずらいですが矯正の装置を外したら外した部分だけ白く抜けていることがあります。
これは自然に改善するものではありません。
ちなみに当院ではエナメル質を一緒にはがさないようなセメントを使用して限りなくホワイトスポットができないように対策をしています。
広範囲に削る必要はありません。
生まれつきのホワイトスポットは改善する?
答えは「改善します」
当院では削らない方法でホワイトスポットを改善しています。
(矯正後に歯の表面が白く抜けてしまった、、、という方も適応です。)
当院で採用している主な治療方法は 「ICON(アイコン)治療」=浸潤型レジン。
ICON の特徴
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削らない・痛くない・麻酔不要
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白いムラにレジンを浸透させ、光の透過を均一化
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表面をほぼいじらず“色の差”をなじませる
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生まれつきタイプと相性がとても良い
必要に応じて
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最小限の表面調整+レジン
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範囲が広い場合はラミネート
なども選択肢ですが、
まずは削らない治療が第一選択になります。
デメリットはある?
デメリットは虫歯の詰め物ほどではないですが経年的な着色をします。(再治療をすれば改善します)
かなり深いエナメル質形成不全の場合100%なじませてあげるのが難しい場合はがあります。
ホワイトニングも一緒にするのがおすすめです。
ホワイトニング → ICON(削らない治療)
先にホワイトニングをする理由
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歯全体の白さを決めてから
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それに合わせてホワイトスポットの色を調整できる
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後から全体を白くしても、スポットが再度浮きにくい
ICONを先にやると?
ホワイトニングで周りがさらに白くなるため、
スポットが再強調されやすい。
→ だから順番は必ず「ホワイトニング → ICON」。
天神AN矯正歯科でもこの流れでご案内すると
仕上がりの満足度が高く、後戻りも少ないです。
当院の実際の症例です。
afterの表面が乾燥しているのは治療直後の写真なので水分が飛んでいる状態です。
24時間以内につるんとした状態に戻ります。

生まれつき生えてきた時からの白い斑点。
悩んでる方も多いと思います。
歯を削らずできる方法があることを知ってもらえたらいいなと思いコラムにしました。
天神AN矯正歯科では1本あたり33000円で治療しています。
大切な歯。削ってセラミックなどにするのはオーバーな治療方法かなと思いますのでまずこの方法から試してみてはどうでしょうか?
悩んで検索して下さった方の少しでも手助けになりますように。
天神AN矯正歯科 院長 広瀬




