予防・メンテナンス|天神AN矯正歯科|天神・博多に近い歯科医院【日・月曜23:30まで診療】

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予防・メンテナンス

予防・メンテナンス|天神AN矯正歯科|天神・博多に近い歯科医院【日・月曜23:30まで診療】

予防歯科とは

予防歯科とは

予防歯科とは、むし歯や歯周病になってからの治療ではなく、未然に防ぐことを目的とした治療を行います。歯とお口の健康を守るために「プロフェッショナルケア」と「セルフケア」の両立を行いましょう。

プロフェッショナルケアとは

主に歯科衛生士が行う専門的なケアのことです。
歯のクリーニング、歯磨き指導や歯石除去など専門的なケアを行います。

セルフケアとは

主に自宅で毎日行うケアのことです。
例えば、歯ブラシを適切に使ってすみずみまで磨いたり、フロスなどを活用して歯石を予防します。また、食事をよく噛んで食べることも大切です。

予防歯科は、歯が生え始めた時から歯とお口の健康を守ることに焦点を当てています。歯がなくなってしまうと食事を存分に楽しめなくなってしまったり、見た目が気になってしまったり、生活の質がさがってしまうこともあります。また近年、お口のトラブルが、心臓疾患などの重大な病気に影響を及ぼすことがわかってきています。そうならないためにも、予防歯科が大切なのです。

プロフェッショナルケア

口腔内検査

お口の中を詳しく確認します。例えばお口の中の細菌を調べたり、お口の中の写真をあらゆる面から撮影したり、むし歯の有無や歯周病チェックなどを行います。

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)

直訳すると専門的な機械的な歯の清掃です。つまり、自分で行うケアだけでは取り除くことのできない汚れを、歯科医院のプロの技術と専門的な治療器具を使って取り除きます。定期的にクリーニングを行うことでお口の健康を守るだけでなく、見た目も美しく保つことができます。

歯磨き指導

正しい歯ブラシの選び方から、歯磨きのコツ、ブラッシング方法などを説明します。むし歯になりやすい場所についてもお伝えします。
また、実際に歯磨きをしてもらって染め出しで磨き残しの癖などをお伝えしたりします。

フッ素塗布

高濃度のフッ素を歯に塗布します。

フッ素とは
ミネラルの一種で、リン酸酸性フッ化ナトリウムとフッ化ナトリウムを主とするフッ化物です。歯や骨の石灰化を調整する働きがあります。むし歯予防と歯の強化目的でフッ素塗布を行います。歯磨きを自分でうまくできない乳幼児のむし歯予防にも効果的です。

スケーリング

スケーリングとは、歯の表面に形成された歯石を除去する処置のことです。歯石は硬くなってしまっていて、ブラッシングやクリーニングだけで落とすことが難しいため、スケーリングを行います。スケーリングではスケーラーという専門的な器具を使って歯石を取り除きます。

セルフケア

正しい歯磨き

歯磨きは毎食後行い、1回あたり3分を目安に磨きましょう。歯と歯茎を丁寧に磨き、磨き残しがないように磨きましょう。どうしても毎食後の歯磨きが難しいという場合は口をすすぐのも効果的です。

デンタルフロス

歯磨きにプラスしてフロスを行うことで、歯と歯の間のクリーニングができます。

フロスの使い方

  • フロスを約40cmほどの長さに切る
  • フロスの片側を指に巻きつける
  • ノコギリを引くようにフロスを歯の隙間に入れる
  • 歯にフロスを沿わせて汚れをかきだす

小児の予防歯科

  • むし歯菌は人から人に感染します。とくに問題となるのがミュータンス菌で、一旦口の中に大量に感染するとなかなか排除できないという大きな問題があります。実は、産まれたばかりの赤ちゃんにはむし歯菌(ミュータンス菌)がいません。赤ちゃんにむし歯菌がうつるのは、たいていご家族からです。密接に関わるお母さんが一番手で、口移しで食べさせたり、親の箸やスプーンで食べさせたりということでうつってしまいます。
  • むし歯菌に感染しやすい時期は、生後10ヶ月くらいで乳歯列が完成して、硬いものが食べられるようになる約2歳半といわれています。この間は赤ちゃんに使う箸やスプーンは専用のものにしたり、離乳食の際に咬み与えをしたりしないようにしましょう。
  • 日頃の歯ブラシ習慣も大切になってきます。小さいころはお母さんが一緒に歯みがきを行うとともに、きちんと磨けているかの点検と仕上げをしてあげましょう。
  • 小児歯科で定期検診やブラッシング指導を受けることもおすすめです。
  • フッ素塗布はむし歯菌から作られる酸の生成を抑制する効果が期待でき、とくに乳歯や、生えたての永久歯にはむし歯予防効果が大きいとされています。3~4ヶ月に1回の歯面塗布をおすすめします。シーラントはむし歯になるリスクが高い歯の溝を、歯科用プラスチックで塞ぎ、汚れがたまらないように処置する治療です。乳歯は形が複雑なため、シーラント処置は効果的です。とくに奥歯の深い溝は汚れがたまりやすく、むし歯になりやすいところです。奥歯が生え出したらできるだけ早いうちに溝をコーティングするシーラント処理をおすすめします。